美容部員といえば、繁華街にある百貨店などで働くビューティーアドバイザーがまずは連想されます。しかし、ドラッグストアで働く美容部員がいることをご存知でしょうか。
この記事では、ドラッグストアで働く美容部員について、少し詳しく説明していきます。
ドラッグストアで働く美容部員には2種類ある
ドラッグストアで働く美容部員には、資生堂・コーセー・花王など有名化粧品メーカーから派遣される美容部員と、ドラッグストアが独自で採用する美容部員と2種類があります。しかしながらその働き方には少し違いがあります。
有名化粧品メーカーから派遣される美容部員は、自社ブランドの商品が並んでいる化粧品コーナーを主に担当して、自社セミナーなどで鍛えられた詳しい商品知識で客と接します。他社の化粧品には余り関与することはありません。また、レジ係などになることは基本的にありません。ドラッグストアにある百貨店という方法で、自社のイメージをアップしています。
ドラッグストアが直接採用する美容部員は、化粧品コーナーのすべての商品に対応しています。有名化粧品メーカーから派遣される美容部員に比べて、もっと幅広い商品知識が求められています。レジ係を兼ねることもあります。そして登録販売者の資格を持っていれば、医薬品を販売することも可能です。
ドラッグストアで働くことのメリット
日本には、ドラッグストアが25000店舗ほどあります。ドラッグストアには医薬品や化粧品の他にも食料品や日用品など様々な商品が置いてあり、価格も比較的低く抑えられています。
繁華街の印象がある百貨店に比べて、地域密着型のドラッグストアにはどこか庶民的な雰囲気が漂っています。そんなドラッグストアで働くことによって、彼女たちは老若男女問わず様々な人々と接することができ、人とのコミュニケーション能力が向上します。そして、そこに新たな自分を発見することができるようになります。
また、ドラッグストアには正社員や派遣社員のほかにも、アルバイトやパートなど様々な雇用形態があります。求められる側の選択肢が多く、そこもドラッグストアが親しまれている要因の一つです。
まとめ
ドラッグストアで働く美容部員について、そのメリットも含めて記述しました。
百貨店で働く美容部員はもちろん素敵ですが、ドラッグストアで働く美容部員にも、もっと関心を持ちたいものですね。